俺は今日、私立笛中学校に転校してきた。

あれ、転入?編入?どっちでもいっか。


来ていきなり、腹黒女王ゴホゴホ・・・理事長に説明を聞いて今に至る。

そこまでのやりとりはさっきのページを見てくれ。


え、何?読んでないの?じゃあまた暇つぶしにでも読んでおいてよ。




「ここがあなたのの教室よ。ちょっと待ってて。・・・・・・松下先生、連れてきましたよ。」

西園寺理事長(理事長って先生とも呼ぶのかな?)と松下?とか言う先生が一言二言言葉を交わしている。


「・・・・えぇ。じゃあお願いね。  君、松下先生に呼ばれたら教室に入って自己紹介してちょうだい。」

「はーい。」

とは言ったものの、自己紹介って何言うんだろうな?



「じゃあ転校生を紹介するぞー。  君、入って。」


俺はとりあえず深呼吸して中に入る。



・・・・うっわきた。一斉にくる多くの視線。俺は男に見つめられても嬉しくないぜ?

「えーっと、○○中から来た  君。じゃあ自己紹−−−。」


!?」


先生の言葉を遮って俺の名前を読んだのは・・・・



「あー!将じゃん!何だ、将もここの生徒だったのか!」


「風祭、 と知り合いだったのか?」

「あ、はい。一応、幼馴染みです。」

そう言った将の不安そうな顔に気づいて、俺は「大丈夫だ」といういう意味を込めてニッと笑って返した。


「感動の再会は後に回してくれ。 、自己紹介。」





。趣味は寝る事と新製品のお菓子を食べる事。あと人間観察。ちなみに特進組らしい。まぁ、よろしくな!」
で、友好的にっつーことで、笑顔つき。



自己紹介完璧じゃん、俺。流石俺。



あ、ちょっとそこ。植物観察じゃなくて人間観察かよ、とか実は観察日記つけてんじゃないのかよ、とか

言いたげな目で見ない。


ちなみに観察日記はあるぜ。



「何か質問ある人ー。うん、いないな。あるんだったら休み時間でも使って。」

本当に適当な先生だな、オイ。




「じゃあ の席はー・・・・」

「俺、将の隣がいい!」

「風祭の横は両方とも埋まっているじゃないか。」

「うーん。じゃあ、将の隣の窓側の奴、どけ(ニコ)」


*コラコラ 君。それは横暴でしょう。

俺がいいって言えばいーの。それに俺特進組だし。いやー、こんなところで役に立っちゃったよ。

*特進組なのは関係ないんだけどね。あーあ、可哀想に。将君の横にいた子、泣きながら移動しちゃったよ?

うん。物わかりのいい奴でよかった。


、誰と話してるんだ?」

「俺には霊が見えるんです。」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とりあえず

「よろしくな!将♪」

「う、うん・・・。(強引さは変わってないね・・・)」


 目次 
****あとがき****
なんだろう。こんなんでいいのかな。
とりあえず、「*」がついてる言葉は、管理人のツッコミと
いうことで(笑)
まだこの時点の主人公は普通です。(普通か?)
だんだんテンション変な子になる予定。

2006.4.15
2006.4.30 修正