夢を見た。


夢の中で、僕は君に出逢えた。
君は優しく笑っていて、あの頃を思い出したんだ。


名前を呼びたい、触れたい、抱きしめたい。


けれどそれは叶わなくて。
手を伸ばせば届きそうなのに、どうしても届かなくて。


でも、


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目を閉じればいつでも逢えるよ。


そう、言い残した君に逢いたくて、僕は目を閉じる。
終わらない夢を見続ける。